雅安碧峰峡パンダ基地日帰旅行ーシャンシャン会いに行こう


 2024年3月30日(土)、成都日本商工クラブは「シャンシャン会いに行こう」=日帰り旅行を企画、催行致しました。今回の訪問先は「中国パンダ保護研究センター雅安碧峰峡基地」で、参加者は会員とそのご家族など、計24名となりました。

 

 「中国パンダ保護研究センター雅安碧峰峡基地」は、「中国パンダ保護研究センター」が中国国内に4か所あるうちの1基地として、パンダの飼育、繁殖、救護及び観光宣伝を一体的に行い、「パンダ楽園」とも呼ばれています。該当基地は2003年に設立・開放されて以来、現在約60頭余りのパンダが居ます。日本、アメリカ、タイ、オーストリア等海外から中国に戻って来たパンダもその園区内にある「海帰園」で生活しており、ここ数年、中国国内のみならず、海外からの観光客も多く来訪しています。

 そのうち、日本人観光客にとっては最も魅力的なパンダは、2017年に日本上野動物園生まれ、今回訪問した雅安碧峰峡基地へ2023年2月に戻ってきた「シャンシャン」です。

 

 当日朝、参加者の皆さんは大型バスで成都市内から雅安市へ向けて出発、約2時間を経て雅安碧峰峡基地に辿り着きました。到着前に「シャンシャンの毎日のお食事時間、睡眠時間、遊び時間等が決まっていて、入園時に必ずシャンシャンと対面出来るとは限らない」とガイドさんから事前に説明され、「シャンシャンをぜひ観たい」と祈るばかりでした。

 入園後は天気と運に恵まれ、わき目もふらず一心に笹や筍などを食べ続けるシャンシャンの姿が遠くから目に入り大きな歓声が上がり、参加者の皆さんは、シャンシャンを心行くまでじっくり観察、写真・動画撮影ができました。

 パンダ基地の見学を終えて、お昼ご飯は、美味しい郷土料理を堪能できました。

 

今回の日帰り旅行は成都日本商工クラブ鈴木会長、秋葉副会長、笹原副会長、何怡事務局担当が参加しました。今回、当日特別団員としてご参加頂き参加者の皆様へ、パンダ飼育の経験、知識をご教示くださった成都パンダ基地の阿部様(パンダ飼育員)に改めて御礼を申し上げます。